第43回勉強会は、239名の方に参加いただき終了いたしました。各大学病院で最近、副部長になられた先生方のお話ということで、興味を持たれた方も多かったと思います。
岡村先生からは、医療情報システムのデータを、どのように臨床研究へ活用するか FHIRや REDCapなどを使った試みを中心にお話いただきました。岡田先生からは、関連病院から研究データを収集するシステムや、ご専門の循環器内科学への医療情報システムの応用など様々な角度からのお話をいただきました。山本先生には、医用工学からの視点で医療情報学へ何ができるのか、どんなデータが取得できるのか、といった、斬新なお話をいただきました。
その後のディスカッションでは、今後の医療情報学のあり方や、実務として医療情報部をどのように運用すべきか、また、医療情報に係わる方々について働き方改革の観点からのお話など、ざっくばらんに多種多様な意見交換が活発に行われました。
終了後のアンケートでは、約80%の方々から良い評価をいただいています。ありがとうございました。
また、技師会では現場のニーズに合わせた勉強会を今後も開催していく所存です。今後もどうぞよろしくお願いいたします。