病院の医療情報は閉じたネットワークにあるので大丈夫、と安易に考えていませんか?
オリンピックを控え俄かにサイバー攻撃がクローズアップされています。昨年ランサムウエアが世界的に流行し、電子カルテ情報をロックされ身代金を要求される事件が多発しました。これは対岸の火事ではなく差し迫った脅威です。USBメモリの紛失などによる個人情報の漏洩は相変わらず日々繰り返されていますが、カルテ情報をロックされるというのは別次元の脅威です。
今回の勉強会では、医療施設のもつ潜在的なセキュリティホール、ランサムウエアに代表される新手のサイバー攻撃の実情などを解説いただき、医療情報に携わる者としてどのように対応していけばよいのか、を参加者全員で考えていきたいと思います。
【講 師】
1.京都大学医学部附属病院医療情報企画部 教授 黒田 知宏
2.愛媛大学医学部附属病院医療情報部副部長 木村 映善
3.国立循環器病研究センター情報統括部長 平松 治彦
----------------------------------プログラム------------------------------------
13:00~ 開場・受付開始
13:30~ 開会
13:40~ 趣旨説明
14:00~ テーマ「狙われる病院医療情報システム あなたの病院は本当に大丈夫?」
1.京都大学医学部附属病院医療情報企画部 教授 黒田 知宏
「医療機器 : 病院情報ネットワークに潜むセキュリティリスク」
2.愛媛大学医学部附属病院医療情報部副部長 木村 映善
「アプリケーション仮想化を利用したセキュリティ対策」
(休 憩)
3.国立循環器病研究センター情報統括部長 平松 治彦
「医療機関における情報セキュリティ対策の課題」
16:20~ ディスカッション
16:50~ 閉会・事務連絡
17:00 終了
----------------------------------------------------------------
(当日までにプログラムが変更になることがあります)